2010年3月28日日曜日

通り2丁目の角地にある いぶきビルの1階にあった、知的障害者が参加している 砂時計という喫茶店と、足利工業大学が市街地での実践体験の事業として活躍してきた事業があいついで 閉鎖された。いずれも 市が補助金をだして運営してきた空き店舗対策の事業であった。勿論期限があってのことは承知はしているが 今日は最後になる、斎藤ヒサ 手縫い帽子教室作品展 に行ってみた。 いろいろな帽子がきれいに 飾られていた、数人の製作者である女性が楽しそうに立ち働いていた。私はそこにすがすがしい ”文化”をかいまみたような気がした。このような工芸的な展示は民間の貸室ではどうしても 割高になるだろう、市が手を差し伸べてもいいのではないかと しみじみ感じたものである。もし閉鎖するなら 代案を出すべきであろう。これが 血の通った政治というものである。

2010年3月25日木曜日

24日は足利市議会の最終日だった、敬老祝い金 100才到達者のみ 3万円支給の議案 可否同数の結果議長の判断により14対13の1票差で可決されてしまった。長い市議会の歴史のなかで、こんな僅差での採決はあまりない、勿論私の時代には一度もなかった、だいたいこれほどもめそうな 議案は通常地方議会では提出をしないのが 普通である。議会終了後 勝った勝ったと喜んでいた部屋があったらしい。まことになさけないことである。もっともっと心をわった議論を尽くすところが 市民のための議会であろうかと思う、ことに福祉政策に係わることことだけに気にかかった本会議最終日であった。
 
21日 足高の音楽祭があった。男性コーラスと 管弦楽だった、男性四部合唱はなかなか いいハーモニーだ、最近の男子はコーラスで歌うのを嫌う傾向があるが、みんな熱心に大きな口を開けて歌っていたのが嬉しかった。女子高の応援もあったが、オーケストラも結構いい音がでていた。久保田寿美子先生の指導だが 先生が熱心なら生徒もそれに 応える事例であろう、何かと足高が 昔と比較して遅れを取っているような気がしてならない、永いこと 同窓会長をしている立場で ほっとした気持ちのいいコンサートだった。

2010年3月19日金曜日

先日 市議会民生教育常任委員会で 敬老祝い金削減案が否決された 当然常識的な判断であろう。従来この祝い金は、85才、90才、95才、100才を対象に年間 一万円を支給してきたが、厳しい財政事情、いっきに100才に限定し支給額を 三万円にしようとする案である。私も現役時代 何人か100才到達者の方々を訪問した、残念ながら殆どの方は寝たきりであったり、施設に入所しておられ、私に会う事が出来ない状態であった 果たしてこの方々が祝い金を受け取ってその 喜びをあじあっていただけるだろうか?ただ事業を残せばいいということでもあるまい、福祉事業には心がかようものがなければ意味がない。
 常任委員会で否決されたことは評価する、これに対する市長のコメントは常識外、本会議で理解いただけるとあった、これは議会を知っている人の発言とは思えない。

2010年3月17日水曜日

3月7日 市民会館小ホールで思いDayコンサートがあった。演奏者は音大教員のソプラノ五日市田鶴子さん メゾソプラノの須永尚子さん ピアノ伴奏は地元の 亀田榮子さんだった。3月は別れの月なので 旅だちの歌 サントワマミー等 数曲美しい声を響かせてくれた。最後ののアンコールが素晴しかった。カルメンの「ハバネラ」と 歌劇 蝶蝶夫人の 「ある晴れた日に」であった。これらの曲は聴衆にかなりの感動を与えたようだ,しばし拍手が鳴り止まなかった。私も久しぶりにじーんとくるものがあった。亀田さんの伴奏もかなりよかったことも付け加えたい。今日の演奏会は 市民会館の主催である、会館の職員にもお礼を言いたい

2010年3月5日金曜日

三寒四温と言われるが正に今はその時期、随分暖かくなってきた、生来私は暑い気候が好き、昔さんざん通った東北自動車道の都賀あたりの山々の肌もそろそろ 蓬色に染まってきているだろう。春になれば人はうきうきするもののだが 政治とカネの議論はとりあえず、棚上げして今年度の予算はとおった、想定外の地方へのしわよせも多いようだ、政治に係わる人達にとっては楽しい春などと言ってられないだろう。

2010年3月4日木曜日

3月1日 足高の卒業式に出席した 197人の生徒が巣立っていった、祝辞のなかで 殆どの人が進学するだろうが4年後 大学を卒業した後 いい時代が来るという保証は残念ながら無いと思う今の日本が世界のなかでどう位置づけられて居るのだろう、冬季オリンピックの結果を見てもトヨタの問題を見ても悔しいけど
日本が世界のなかでおきざりにされてしまうのでないかと心配でならない これからは国際感覚を真剣に身に着けてほしい、英語が話せるのは当たり前 中国語 フランス語 スペイン語 ロシア語 ドイツ語等話しができなければだめだと 言った。 世界には60億人いるが 日本語お話す人は 僅か1億2000万人 ほとんどの国が公用語は複数持っている。大和民族で単一民族を誇りに思う感覚はそろそろ考え直す時期に来ていると思う。