2010年6月1日火曜日

ばん阿寺の44世住職 仁也大僧正が逝去されて2年が経ち 3回忌の法要が行われた。60人ばかりの 縁りの人たちがそれぞれ 住職を偲びながらしめやかな 時 を過ごした。私は幼い頃から知っているだけに懐かしさも一入だった。足利氏ゆかりの会が京都府 綾部市であった時 仁也和尚が足利氏の歴史の一端を講演したことがあったが 和尚の幅広い知識と巧みな話術にはしんから感心したものである。足利尊氏が 京都に幕府を開いたのは周知の事実であるが、3代将軍 義満公あたりからの歴史的資料はあるが かんじんな尊氏公の資料は乏しいときいたことがある、信心深い尊氏公のことである、先祖の墓参をしない筈が無いという説もある、つまり ばん阿寺に来ているわけだが 残念ながら かくたる証拠がない、ばん阿寺の中を 隈なく探せば何かでてきそうな気がする。仁也和尚が生きていればなーとおもいながら時をすごしていた。どなたか研究者が現れないかと期待している。

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